
泌尿器科診療
泌尿器科とは一般に腎臓、尿管、膀胱と前立腺などを守備範囲とする外科を指します。
泌尿器科領域で最近注目されているのは前立腺です。前立腺疾患の中でも特に「前立腺がん」が増加してきています。高齢男性で尿が近い(頻尿)、尿が出にくい(排尿困難)、尿が残っている感じ(残尿感)などがありますと前立腺の病気が疑われます。前立腺がんの検査は尿検査、血液検査(前立腺特異抗原:PSA)、腹部超音波断層法(エコー)など身体に負担をかけない検査を中心にまず行います。もしがんが疑われた場合は前立腺をMRIで検査、最終診断は前立腺生検(組織検査)を行い、がん細胞の有無を検査します。もしがんと診断された場合は病気の進行状態などを考慮して最も良い方法を選択して治療していきます。
一方、高齢女性に多い疾患に尿漏れ(尿失禁)があります。くしゃみなどお腹に力を入れたとき、尿意を感じてトイレまで間に合わないなど、症状が軽い場合は内服治療でコントロールできます。またごく最近「過活動膀胱(OAB)」と呼ばれる疾患が注目されています。尿が近い、残尿感があるなど今まで神経、気分で片付けられていた病気に対して内服治療が行われ効果をあげています。
最後に目で見て尿が赤くなる(肉眼的血尿)、検診で血尿が指摘されましたら要注意です。腎臓、尿管、膀胱などの悪性腫瘍、結石、炎症などが疑われますので、詳しい検査が望まれます。
私(北島)は泌尿器科がんの診断、治療を中心に診療を行っています。もしお困りの症状がございましたらご相談ください。
日本泌尿器科学会専門医・指導医
北島清彰
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